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2022年 7月 18日 「模試」を有効活用していくために
こんにちは。早稲田大学教育学部教育学科1年の村田匠一郎です。
4月から始まった受験生活もスタートから早くも4か月が経とうとしています。勉強の進捗状況は人それぞれだと思いますが、これを読んでくださっている方の多くが、自分の第一志望校・学部学科に合格するという目標から逆算した学習計画を立て、勉強を進めていることを願っています。
今回は、みなさんの中にも既に何回か受けている人もいると思いますが、模試について、私が浪人時代にどのようなものとして捉えていたのかを中心に書いていこうかと思います。
私自身、模試の成績はほとんど気にしていませんでした。というよりも気にしないようにしていました。私は現役時も浪人時も模試で満足のいく成績を取ったことがありませんでした。現役時は悲惨な成績を見るたびに何度と絶望し、そのたびに勉強のモチベーションが下がってしまっていました。
しかし、浪人時には考え方を変え、最優先に考えたのは本番の雰囲気の中で、本番を想定してできるだけ高得点が取れるように精一杯取り組むこと。そして終了後は判定や得点を気にするのではなく、どこが出来て、どこが出来なかったのかの分析をしっかり行うことに重点を置いて、その作業を通じて次の学習に繋げることを意識するようにしました。
そのように取り組んだ結果、普段の勉強にも目的意識をもって取り組めるようになり、模試の結果で明らかになった自分が出来なかった部分を再度復習しなおす作業や、逆にできた部分を応用的な内容を通じて伸ばす作業にとりくむことができました。
模試はあくまでも模試、本番ではない。そういったマインドが、もしかしたら今後も受験勉強を続けていくうえで大事になることがあるかと思います。特に4月から模試を受けているものの成績があまり伸びていないと感じている方は、あえて今は点数や判定のことは忘れて、模試の分析を通して現時点での課題発見や得意分野の向上を第一に考えてみるのもありだと思います。
現役生は夏休みに入り、その多くが受験勉強に本腰を入れ始めます。模試の成績に一喜一憂している時間はありません!より一層身を引き締めて頑張っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。