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2023年 5月 27日 目的意識とプラス思考

 こんにちは。東京大学理科一類1年の横山拓光です。今回は、私が1年間の浪人生活のなかで実践していたことを紹介します。

 一つ目は、常に目的を意識して行動することです。浪人生活では、膨大な量の学習をします。時間がたくさんあるからこそ、授業のノートを何となく見返したり、間違えた問題をただ解き直したりしているだけで、やった気になってしまうことがあります。しかし、今自分は何を改善するためにこの勉強をしているのか、志望校合格のために何が今自分に必要なのか、考えながら毎回学習するのとそうでないのとでは、1年後大きな差を生んでいることは言うまでもありません。そして、今自分に必要な、適切な目標を立てられることが、浪人生の強みでもあると思います。昨年、志望校に不合格となった自身の経験を分析し、是非これからの学習の指針を立てていってください。

 二つ目は、プラスの思考に転換することです。これは特に、自分のメンタルが弱いと思っている人には大切なことです。例えば、入試当日にろくに睡眠を取ることができずに、いつも通りの実力を発揮出来なかったとします。ここで考えてもらいたいのは、その結果が、睡眠をとることができなかったという体の不調によるものなのかということです。私はむしろ、”睡眠をとれなかった自分はとても不利な状況に陥っている”と考えてしまうことによる、精神的な要因の方が大きいと考えます。このように精神的に自分自身を追い込んでしまうのが高校三年生の私でした。しかし、本当に実力があるのなら、少し眠れなかっただけでそんなに影響するはずないだろうというのが、浪人生の私の考え方でした。メンタルが弱いと思っている人は、気づかないうちに自分を追い込んでしまっていたりします。意識的にポジティブに考えることで、自分を追い込まないようにしていました。

 浪人生活は思ったよりも長く、単調な時間になってしまいます。だからこそ、意識的にその時間を意味のあるものにしていく必要があります。決して楽なことではないですが、その先の自分のためにも頑張っていきましょう!応援しています!

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