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2021年 5月 10日 学んだことを言語化する!

こんにちは、東京大学工学部4年の野原です。もう僕が受験をしてからは4年が経過し、センター試験も共通テストに代わってしまいましたが、自分の受験が終わってからも4年間担任助手として受験に携わり続けてきたので感じてきたことを少しずつ伝えていければと思います。今回は、僕が一年を通じて意識すべきだと思うことについて語っていきたいと思います。

 

学んだことを言語化する

これが今回唯一伝えたい事です。最後の方に例を挙げているので最後まで読んでみて下さい!

主に成績が伸びるのは勉強していく中で「この問題はこうやって解くのか」と思うことを積み重ねて、類題が出た時に解けるようになっていくことだと思います。その中でこうやって解くのかと思って漠然と終わらせるだけだと、類題に出会った際に「なんかやったことあるけどどうやるんだっけ」というのが多発してしまいます。解き方がわかっただけで次の問題に移ってしまうのは、とてももったいないことだとは思いませんか?

そこで解き方がわかったらこういう問題はこのように解く、というのをノートに書いて一回一回言語化、一般化していくのがとても効率的に成績を伸ばすことに繋がっていくと思います。一般化しようと試行錯誤する中でその問題に対する印象が深まりそのノートを見返さなくともアウトプットしやすくなります。それが顕著に表れるのは数学だと思います。僕の場合、数学のまとめノートというのを作って、そのノートにはその言語化していったものを乱雑に書いていきました。それを模試や受験本番の前に読むのです。すると、今まで理解してきたことだけが効率的にインプットできるので非常に効率的です。

例を挙げると、積分の求積問題でy軸方向に切断して求める問題に初めて出会って、解答をみて納得したとしたら、「y=f(x)のf(x)が複雑で解きにくそうな求積問題がでたら、x=g(y)に変形して考えてみる」という風に書きます。式を使わずに「普段のx軸方向切断ではなく、y軸方向切断の方が計算が楽になって解きやすいかもしれないから、常にy軸切断も考える」としてもいいかもしれません。このように書いておいて模試前に読むと求積問題がでた時にすぐにその選択肢が思い浮かびます。

皆さんもいいと思ったら是非試してみて下さい!!

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