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2021年 4月 23日 再出発は反省から

 こんにちは、東京大学理科一類の工藤といいます。進学選択にむけて勉強する日々を送る2年生です。今回は、筆者の私が浪人し始めた際にしていたことを紹介します。

 それは、昨年度の自分を振り返ったことです。当時は意図もなく振り返っていましたが、今思うと大変有意義だったと感じます。その意義は2つあると考えています。

1.学習の質の向上につながる

 昨年度の自らの行いを顧み、失敗した部分(=合格者と自分との差)やその失敗の原因を把握すると、自分の学習の質を改善させることができます。つまり、失敗の実態が分かれば、対策を練ることができます。そして、その対策を現在の学習にフィードバックできるということです。

 また、昨年度の自分を振り返ることで模試後の自己分析の練習にもなります。なぜなら、こうした自己分析と学習状況の改善の作業は、模試後の振り返りとフィードバックという流れにちょうど対応するからです。これから受ける模試に対して、皆さんはこの過程を繰り返して合格者と自分との差を埋めていくので、充実した振り返りを行いたいところです。その第一歩(訓練)として、昨年の自分と向き合うことが役に立ちます。

2.気持ちの整理がつく

 浪人したばかりの私は、現役時の自分を振り返る前、意気消沈しており何もする気になれませんでした。しかし、現役時の自身を見つめ直すうちに、気持ちの整理がつきその後スムーズに計画的な勉強を進められるまでに、精神状態が回復しました。

 これは私の体験談ですが、皆さんにも言えることのように思えるので書きました。

 

 以上、昨年度の自分を振り返ることの意義を語りました。去年の自分の失敗を見つめるのは辛いかも知れませんが、これをすることによって確実に自分を改善させることができると思います。皆さんの受験生生活もここから再出発する、と言って良いかもしれません。皆さんの受験生としての日々は始まったばかりです。一緒に頑張っていきましょう。

 

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