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2018年 9月 20日 ライブ授業紹介⑧ 東大世界史

荒巻先生の[本科東大世界史]紹介

こんにちは。担任助手の東京大学文科Ⅲ類一年、蓮池創太郎です。

今日は、荒巻豊志先生担当の東大世界史について紹介させて頂きます。

 

歴史を論じるとはどういうことか。みなさんはこれを考えたことありますか?

歴史を論じるって実はすごく難しいんです。持っている知識をとりあえず詰め込んで書けばいいと思っている人もいるでしょうが、本当にそれは”論じる”ことになるのでしょうか。単に知識が多いことは、それはそれで凄いことなのかもしれませんが、それらの知識をどうつなげていくか、どうつなげられるかにそのひとの知性は現れるのだと思います。

 

荒巻先生の授業では、それを「これでもか!」というくらい考えさせられます。少人数制で先生と生徒との距離は近く、故に一人一人妥協が許されない緊張感のもと、歴史にたいして真剣に向き合うことができます。基本的には大論述を扱いながら、時には演習問題を挟んだりするなど、内容は豊富です。荒巻先生の教養の深さには圧倒され、常に驚きと感心の連続でした。

 

おそらく歴史に対して真摯に接し真摯に勉強しようとする心構えは、今後とも重要になっていくと思います。異なる思想・信念がぶつかるこのグローバルな時代において、予測不可能な未来において、世界の中の自分(自分達)を見失わず、社会を構成する一員として社会のことをよく考え続けるエリートであるために、歴史を論じる力は必要です。

 

”歴史が終わった”のかどうか、僕にはまだわからないけれど。

 

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