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2023年 6月 10日 ネガティブとの向き合い方

こんにちは。早稲田大学教育学部教育学専修2年・担任助手の村田です。

受験生活が始まってから約2,3か月経ちましたが、勉強の進捗はいかがでしょうか。思い通りにいっている人もいれば、そうではない人もいると思います。模試の結果も続々と返ってきているはずです。模試はあくまで現時点での自分の学力の指標として参考にしつつも、その結果に一喜一憂することなくよくできた点や反省点を分析して復習し、次につなげられるようにしましょう。

とはいっても、実際には、模試や普段の学習がなかなかうまくいっていなくて落ち込んでしまっている人もいるのではないかと思います。受験生活ではそういったマイナスな出来事に対して対処することが難しく、どうしてもネガティブな思考になってしまいがちだと私自身受験を経験した身としてつくづく感じています。しかし、一度考えてしまったことを100%きれいさっぱり忘れることなんてそうそうできることではありません。「“ネガティブ思考”に対してどう対処していくかを考えて実践すること」、これがうまくできることが受験生活において非常に大きな要素のひとつになると私は思います。その対処法のなかで私が受験生時代に実践していたことをいくつか簡単に紹介します。

ひとつはネガティブな言葉を口にしないようにすることです。いいことも悪いことも、口に出してしまうとどうしても体がその言葉の通りに動いてしまうような気がします。だからなるべくネガティブな言葉は口にしないで、ポジティブな言葉に変換して口に出すようにしましょう。具体性がなくてもいいと思います。たとえば、模試の点数が低かったから「もうだめだ…」ではなく「次は絶対いい成績取ってやる!」みたいなことを言ってみてください。そうするだけでもだいぶ気分が変わるはずです。

もうひとつはとりあえず好きなことをやってみることです。いったん勉強から離れて読書でもスポーツでも何でもいいから、とにかく自分が好きなことをやる時間を作ってみてください。ネガティブな感情をずっと抱えたままではストレスもたまります。一度発散して、そこから改めて冷静になって今後の学習計画や方針を立ててみてほしいと思います。

もちろん家族や信頼できる友達、塾の先生に相談してみるのも一つだと思います。受験勉強をしていくにあたって、この先も間違いなくたくさんの不安がみなさんに襲い掛かってきます。その不安に決して負けることなく、自分なりの対処法をもって打ち勝っていってほしいと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。

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