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2019年 5月 21日 オンとオフの切り替え

こんにちは。東京大学2年の蓮池です。今回は生徒時代どうモチベーションを維持したかについて僕なりの方法を書きたいと思います。

 

その前に。そもそもなんなくモチベーションを維持できる人となかなかできない人がいます。僕はどちらかというと前者だったので、あまりモチベーションのことで悩むことはありませんでしたが、実際に自分の生活を振り返ると、意識せずモチベーションを維持する工夫をしていたのかなと思います。

 

それは、勉強をしすぎない、ということです。

 

僕はオンとオフをきっちり切り替える、ということを意識していました。東進にいるときは集中して勉強する。そして下校したら勉強はしない。休日も運動したり本を読んだりして勉強しない。模試前とか入試直前とかは必ずしもこの通りではありませんでしたが、基本的にこのスタイルを貫きました。僕がこうしたのは、以下の理由によります。

 

1人間の集中力なんてそんなに続かないから。

2ちゃんと脳を休めないと勉強効率が落ちるから。

3勉強をもっと好きになるため。

 

1つ目について。人間はコンピュータではないのでずっと集中して良いパフォーマンスを維持するなんてことはできません。どのくらい集中力が続くか、というのは人によるとは思いますが、少なくとも僕は6~7時間くらいしか集中力が続きませんでした。惰性で勉強してもそこで得られるものはほとんどないなと感じました。

 

そこで、2つ目。別にマイナスにならないのなら惰性で勉強しても良いのでは、となりますが、僕は実際マイナスになると感じました。気分転換をして睡眠をしっかりとらないと次の日の勉強の質があまりよくありませんでした。集中力もそんなに続きませんでした。勉強効率が落ちて時間だけが伸びる。そしてまた効率がおちて時間が伸びる。こういった負のスパイラルに陥ってはいけません。

 

3つ目。僕は割と受験勉強が好きでしたし、今でも割と好きです。受験の世界史(特に東大)は実は深いし、単なる暗記で終わる科目ではありません。1990年代などの骨のある大論述が好きで、それを書くために色々本を読みました。アカデミアの世界で活躍されている大学の先生方がよく練って出題される入試問題は、無機的にドリルをゴリゴリやって解けるものではありません(解けてしまう問題がないとは言いませんが)。やはり沢山本を読んだり、専門書をかじってみたりすることで、問いの面白さに気付いたり、知らなかった常識に出会えたりします。

 

結局、勉強が好きでないとモチベーションを維持するのは難しいと思います。教科書や参考書から離れることで、より勉強が好きになったりするものです。

 

長くなりましたが以上になります。最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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